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【アイデア作り②】アイデアを作るために最初にすべきこととは?【ステップ1:情報の集め方】

2021.11.10

アイデアマンの第一の条件

 突然ですが、アイデアマンの第一の条件、それは「物知り」である事です。

なぜなら大前提として、新しいアイデアとは結局のところ「過去のアイデア・知識の新しい組み合わせ」だからです。

そのため最初に大切になるのは、アイデアを作る人がどれだけ情報を持っているかにかかっています。

『アイデアの作り方』第1ステップ「情報集め」

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 『アイデアの作り方』第1ステップ「情報集め」では、2種類の情報を集める必要があります

①の情報:作りたいアイデアに直接関係する情報(製品やお客様、業界、必要となる知識など)

②の情報:その他様々な情報(教養、雑学、実体験、豆知識、直接関係ない知識などありとあらゆる情報)

この2つの情報を意識して区別するかしないかで後々差が出てきます。

 画面の向こうの皆様の専門知識に当たる①の情報について、書籍では一つの商品のコピーを書くために分厚い資料の束が出来上がるまで調べ尽くした話が例として出てきます。

むしろ難しいのは、②の方の幅広い情報の仕入れ方です。そこで今回は、②の情報を蓄積するためのコツを、ここで3つ記載しておきます

1.好奇心を働かせる。

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 まず幅広い物事の知識や経験を自然と得るためには、心の原動力となる「好奇心」が不可欠となります。簡単なコツは「なぜだろう?どうしてだろう?」と普段当たり前に触れている物事に疑問を投げてみることです。子どもの頃は「なぜなぜ期」と言われるほど好奇心が旺盛ですぐ質問しますが、大人になると聞きかじった知識が増え、なんとなく知ったつもりになっていき、好奇心はだんだん薄れてゆきます。

しかし突っ込んで疑問を認識すると、はじめて自分がいかに無知であるかを認識でき、繰り返すことで好奇心が復活してきます。

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2.自分事に考える。

 次に「自分事に考える」とよい理由は、好奇心を強く持てる上に、記憶の定着にも良いからです。

人間は何かを知った際に「自分に関係がある」「自分でやってみたい」と考えるだけでも記憶力が大きく高まることが明らかになっています。

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3.誰かに知ったことを説明する。

 最後の「誰かに説明する」と良い理由は、ある程度しっかり理解しないと案外難しいからです。説明中につまずいた部分は自分が理解不足な部分であるため、知識の洗い出しが出来ます。さらに自分なりの言葉に言い直すことを「再言語化」というのですが、これは高等な脳の活動なので深い記憶の定着につながります。また、聞き手が疑問を挟んでくれることにより、新たに気付きや知識の深まりも得ることが出来ます。

 情報集めは学校の授業を嫌々やるような義務感ではなく、ぜひ「楽しむ気持ち」をもって取り組んでみてください。

イノベーションにはユーモアがつきものであるように、イキイキと情報集めを行えば、素晴らしいアイデアの創出につながる事でしょう。

次回では、今回で集めた大量の情報をいかに取り扱うのかについて紹介していきます。

(主な参考文献)

『アイデアのつくり方』ジェームス・W・ヤング著,1988年,CCCメディアハウス