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新入社員たちは就活の何に困りを感じていた?【新入社員4月の実態調査①】
2024.04.11
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- 調査報告
弊社SWITCH WORKSでは、岡山県下の企業に就職した新入社員が抱える、企業選びや働き方における意識・価値観の傾向を把握するために、今年度も入社初週の新入社員たちに調査をいたしました。
今回の記事では、岡山の企業に就職した新入社員が「就職活動をする上で苦労したこと、大変だったことは何か」についての調査結果をご紹介いたします。
調査の概要
〇調査対象者・サンプル数
2024年度4月に実施された、弊社の新入社員研修の受講生。
【合計人数】131名(計27社)
【性別】男性:76名 女性:55名
【卒業学校種別】大学院卒:6名 大学卒:82名 短大・専門・高専卒:31名 高校卒:11名 会社員:1名
〇調査期間
2024 年 4 月 2 日 ~ 4 月 7 日
〇調査方法
研修開始前に、オンラインでの質問紙調査によって実施。
まずは2024年度のみの結果を確認すると、就職活動の苦労について「自分に合いそうな企業をどう探せばよいか」が最も多く、過半数以上の新入社員にとって悩みに感じていることだと分かりました。
2番目に多い項目「自己PRや志望動機等の文章の完成」に対し、関係がありそうな項目「エントリーシートの提出数の多さ」については回答の割合があまり高くないことから、新入社員たちにとっての苦労した点として、類似する他社との違いを見極めて、なぜその企業に就職したいのかという理由付けをして、エントリーシートに文章化することに難しさを感じていたのではないかと推測ができます。
つづいて直近4年間の結果を比較すると、概ね例年通りの回答傾向になっていました。しかし、2023年度より新たに加えた項目「企業選びの判断材料や魅力、差別化のポイントがわからない」について、2023年・2024年共に4~5人に1人が大変に感じていたと答えています。
これについて、「自分に合いそうな企業をどう探せばいいか」「エントリーシートに記入する自己PRや志望動機等の文章の完成」が上位にあがっていることと合わせて考えると、新入社員側の「企業情報をどう集めれば良いか分からない」といった問題に加えて、企業側のPRの方法やブランディングなど、見せ方の方面にもまだまだ改善の余地や必要性があると考察ができます。
近年は「採用氷河期」と呼ばれており、新卒に対する採用競争も激化しています。今後、優秀な人材を勝ち取っていくためには、新入社員側の目線から何に困りやすいのかをキャッチして採用の戦略を立てることが重要となってきます。
今回の調査をさらに深く掘り下げて分析した内容は、2024年5月22日(水)にオンラインでの無料公開セミナーにてご紹介予定です。
SWITCH WORKでは、弊社と連携して活動しております「コミュニティ・ラポール」と共に、採用活動のご支援をさせていただいております。もし岡山で採用にお困りがございましたら、ご気軽にご相談ください。
また、新入社員側からの企業への魅力として、近年「自分がこの職場で成長できるのだろうか」という視点が非常に強くなってきております。『リスキリング』という言葉が今トレンドになっているように、入社後の社員に学びの機会や環境があるのかどうかは企業の魅力にとって大きな要素であると考えられます。
弊社SWITCH WORKでは、異業種交流型研修「SWITCH WORK ACADEMY」にて毎月6講座以上・年間約80もの講座を開催しております。階層や研修テーマに応じて様々な内容が揃っており、ご参加いただいております企業様の中には「アカデミー講座を受講し放題となるプラン」を用いまして、社内の福利厚生の一環としてご利用いただいております。ぜひ一度、ご確認くださいませ。