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従業員のエンゲージメントを高めるステップとは【人材育成のタネ,vol.23】
2023.09.12
- 人材育成のタネ
- 竹本塾・竹本図書館
従業員エンゲージメントとは?
最近は、従業員とエンゲージメントを組み合わせた言葉として、従業員エンゲージメントという言葉が使われています。
エンゲージメントとは、ある行為に参加させる、関心を引く、魅了させる、歯車や接合部をかみ合わせる、というような意味があります。
「従業員が自分の働く会社に参加し、関心を持ち、お互いがかみ合うように動くことで得られる達成感・充実感に魅了されていること」
それが従業員エンゲージメントと言えます。
「従業員エンゲージメントが高くなると企業経営にプラスの影響をもたらす」とも言われており、多くの企業が「従業員エンゲージメントを高めるための取り組み」を積極的に行っています。
新型コロナウィルスの影響で、在宅勤務(テレワーク)が一般化した会社も岡山にたくさんあります。このような働き方に変化が生まれた時こそ、従業員エンゲージメントに対する取組みが必要なのです。
従業員エンゲージメントを高めるためには?
従業員エンゲージメントを高める取り組みは、単に福利厚生や給与・報酬制度の充実だけに限定されるものではありません。
より多くの従業員に、この会社で働きたい、この会社に関心をもち、積極的にその活動に参加したいと継続的に感じてもらうなど、会社と従業員全員の一体感を高めるための施策や活動全般を意味しています。
以下、「エンゲージメントに関する要因」をまとめてみました。経営・組織マネジメントの参考にして施策を実行していただければ幸いです。
報酬
従業員は自分の報酬パッケージ全体をどの程度公正と考えているか
キャリア開発機会
従業員は会社に勤続することで、仕事の対価だけでなく、有益なスキルや経験が得られるとどれだけ考えているか
会社に対する認識
会社が生み出す価値、持っているブランド、描く未来に従業員がどれだけ共感しているか
チームと同僚の質
従業員の上司、所属するチーム、他の同僚が、本人の仕事での経験にどれだけプラスになるか
仕事環境
物理的な仕事環境とワークライフが、従業員の日常業務の遂行をどれだけ支えているか