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なぜ、あなたは“目標”を達成できないのか【人材育成のタネ,vol.15】
2023.06.20
- 人材育成のタネ
- 竹本塾・竹本図書館
あなたは新年に立てた目標を覚えていますか?
人によっては、年初のタイミングで目標を決めて、スタートを切った人も多いのではないでしょうか。
コツコツ継続している人もいる一方、「そういえば目標は立てたけど、実行できていないな」となっている人が大半ではないでしょうか。「結果を出すために◯◯しよう」と意気込みだけで達成できるのは、たとえば次のような一部の人です。
- もともと勉強が好きで、資格試験に向けて学習するための基本行動が身に付いている
- もともと運動が好きで、ダイエットに向けて走るための基本行動が身に付いている
要は、基本行動が習慣的に身に付いている人です。
人間は「意志」や「根性」のような感情をコントロールすることがあまり得意ではなく、「自分が○○したいと感じている行動」は、意気込みだけでは達成しないという「仕組み」になっています。
そこで意志や根性だけではなく、行動科学マネジメントの原理を利用して、正しい行動を知ることで、いつでも誰でも目標を達成することができるようになります。目標達成に、「意志」は関係ありません。何かを手に入れるなど実現したい時は、次のように自分や相手の「行動」に焦点を当ててコントロールしていきます。
意志に頼らない目標達成の3つのコツ
ポイント1. 成果に繋がる行動を見つける
誰でも、「意志」や「根性」で物事は続かないということが前提です。
そこで、自分の目標達成をするために、「成果に繋がる行動は何か?」を見極めます。
ポイント2. 優先順位ではなく、劣後順位を決める
劣後順位とは、「やるべきでないことを決めること」です。
誰でも、物事を達成するために優先順位を付けたがりますが、本当に大切なことは、今の自分に必要な行動だけ選ぶために、成果に繋がらない行動を外すことです。
ポイント3. 認知の歪みに気を付ける
誰でも、新しい行動を始めると感情が邪魔してきます。
「やっぱり必要ないかも」「どうせ自分には無理だ」という心の声です。これらを認知の歪みといい、自分で勝手につくりあげて不安な気持ちにしています。この行動心理は、本当はしたいけど失敗したら挫折するかもしれないからと、何かほかの言い訳を見つけて諦めるという回避行動になります。自分に合わせて「できそうだ」という行動を目標にしていきましょう。
基本行動を身に付けることは簡単ではないかもしれません。しかし、いくら実現したい目標を掲げても、基本行動が習慣化されていなければ、目標を立てただけで終わってしまうのです。これではビジネスの世界で生き残ることができません。
わたしたちは基本行動を正しく楽しく身につくプログラムをこの度、開発することに成功しました。「Self Starter Program ~ 自律自転サイクルの定着化 ~」というものです。法人でも個人でもお申し込みすることが可能で、1名での参加から可能です。「業績成果に繋がる人財の育成」コロナ渦の中で弊社が貢献できることはなにか?と問い続けた末、辿り着いたプログラムとなっております。ご興味ありましたら、弊社までお気軽にお問い合わせください。