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なぜ社会人こそ学ぶべき?【偉人の名言に相談しよう,vol.1】
2023.04.18
- 竹本塾・竹本図書館
社会人になって勉強するのは大変?
皆さまは、このような言葉を耳にしたことがございますか?
「社会人になって初めて勉強が大切だと分かった」
「社会人になってからの勉強はとても重要だ」
日本で生活してきたのであれば、多くの方が義務教育や受験勉強などで、勉学が好きだろうが嫌いだろうが勤しまれた経験があるのではないでしょうか。おそらく大体は教員がいて、課題の提出やテスト、単位の取得に追われる仕組みであったかと思います。
ところが社会人になると、勉強を強いてくる先生や課題などの存在がなくなるため「勉強から解放された」と感じる方もいるのではないでしょうか?きっと、そのような解放感を感じた方が「社会人になってからの勉強はとても重要だ」という言葉を耳にしたとしても、うんざりするような気持になるかもしれませんね。
さらには仕事や家庭での生活も重なり、勉強の時間を取ることも難しいと思う方も、きっと少なくないと推測されます。
では、なぜそれでも勉強が大切だと言われるのかについて、アメリカの「建国の父」と呼ばれる1人の偉人の言葉をご紹介します。
「知識への投資は、常に最高の利息がついてくる。」
この言葉は、ベンジャミン・フランクリンが残した一言です。
要するに「知識を得たり学んだりすること、つまりは勉強をすることに時間やお金を投資することが、結果的に自分自身にとって最も良い結果となって返ってくるよ」といった意味ですね。
ベンジャミン・フランクリンとは、18世紀にアメリカ合衆国の政治家を務め、アメリカの独立に貢献して「建国の父」の一人に名を連ねた人物です。
また政治の他にも、外交官・著述家・物理学者・気象学者なども務めていて、例えば雲の中まで凧をあげて雷が電気である事実を突き止めたことなど、現代の知識の基礎をなんと独学で築いたりと、様々な業績を残したりしています。
日本の10000円札に福沢諭吉が描かれているように、現代の米100ドル紙幣にフランクリンの肖像が描かれていることから、時代を超えて数多くの人々から尊敬を集めていることが想像されます。
では、なぜフランクリンは知識に対しての投資を重要視したのでしょうか?
続いてフランクリンが残した別の言葉と共に、考えてみましょう。
①もし財布の中身を頭につぎこんだら、誰も盗むことはできない
Excelのショートカットキーから災害時の避難の心得まで、あらゆる知識というものはいざという時に役立つものです。
この知識の大きな特性は、形がないからこそ常に持ち運べ、誰にも奪うことが出来ない唯一の財産という点です。さらには在庫が一切減らず他人に分け与えることが出来るという性質もあります。
②教育のない天才は、鉱山の中に埋まっている銀のようなものだ
もし歌詞を作る才能があったとしても、文字を学ぶ機会がなければ才能が日の目を浴びる機会はありません。同じように、自分に何か才能を秘めているとしても、それを生かすための土台となる知識や学習機会がなければ、一生眠ったままとなります。
③老いた若者は、若い老人になる
「老いた若者」とは何でしょうか。
これは捉え方は様々ですが、例えば「これから先の成長について目を向けず、過去の成功ばかり目を向ける人」や、「自分はもうこれで完璧なのだと思い込む人」という解釈をすることが出来ます。
今回の話に照らし合わせると、「自分は社会人になったから勉強はもう必要ない」と考えることが当てはまるかもしれませんね。
・・・とはいえ何を学べばよいのか?
ここまで、知識の重要性についてを取り上げてきましたが、肝心の「何を学べばよいのか」について悩む方は、少なくないかもしれません。
何を学べばよいのか?
まずは、今何かお仕事で関わっていることについて、本屋や検索ツール、またはYouTube等の動画配信サービスなどで、少しでも良いので探してみると良いかもしれません。現代の高度に情報化された社会であれば、大体の困りごとについて、何かしらの媒体で必ず分かりやすく紹介・解説されているものが見つかるかと思います。
恐らく最も大切なことは、謙虚な姿勢で学ぼう・学び続けようとする意志やマインドであると考えられます。
もし、働き方や会社組織にかかわることであれば、弊社もお手伝いできるかもしれませんので、一度他のページもご覧になってください。