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自社魅力の伝え方の罠【コミュニティラポール:小林の採用手帳,vol5】
2023.05.23
- ラポール小林の採用手帳
- 竹本塾・竹本図書館
企業の魅力の差別化ポイントとは?
前回の記事では、企業の魅力は「目標の魅力」「活動の魅力」「組織の魅力」「特権の魅力」の4つに分けることができ、その中でも差別化として重要なのは、「目標の魅力」「活動の魅力」の2つだとお伝えしました。
「目標の魅力」とは、会社のビジョンや経営計画、成長性の魅力になります。
「活動の魅力」とは、事業内容や商品サービス、仕事のやりがいなどの魅力になります。
ここまでを前回の記事では紹介しました。続いて今回は、企業の魅力の伝え方について考察します。
自社魅力の伝え方の罠とは?
「目標の魅力」と「活動の魅力」を伝える上で重要になってくるのは、会社として大切にしている理念や事業内容の事実をただ伝えることではありません。
その裏にある、意義や思いを伝えることの方が大切です。
弊社の理念を例にあげて詳しくご説明します。
“弊社は「無我夢中であふれる社会を」といった理念をもとに、人材業界にてミスマッチのない就職活動と採用活動をサポートする活動をしております。”
皆さまは、上記の弊社理念を聞いて、どのように捉えられましたか?
おそらくは社会での経験を踏まえて、現状の就職活動における課題点をある程度以上は想像できる、または思い当たることが出来ると思います。
しかしながら、同じように学生に理念を説明しても、その重要性も背景も理解できる学生ばかりではありません。
そのため、この会社がどのような思いで作られていて、どんな社会を実現したいのか、どんなインパクトを残していきたいのか、そのためには社会のどんな負を解決することで、理想とする社会が実現するのか。
これらをストーリー立てて説明できている状態が理想だと考えます。
もっというと
「確かにこんな社会になっていけば良いな」
「そんな社会を作り上げていくことに僕も関わっていたいな」
「こんな人たちを私も助けれるようになりたいな」
と、学生側が自分事化できるようになれば、その時点で会社のファンになっています。
更には、そこに個人としての未来が想像でき、「ここに入れば自分にはこんな未来が待っている、理想としている自分に近づくことができる」と想像できれば、御社の虜になっています。
ここの精度を上げるためには学生側が大切にしている価値観や優先順位を整理してあげることから関われると、なおさら志望度は増すはずです。
人材採用にお悩みのある方やご興味のある方は、一度お気軽に弊社コミュニティラポールのHPを訪れてみてください。