お客様の事例 CASES

CLIENT 株式会社重藤組

新入社員を著しく成長させた、入社初期の育成設計をプロデュース

【会社紹介】
株式会社重藤組は、総合建設業として地域の発展に貢献し、信用・信頼・実績を培って参りました。自然と建築物、そして人間との調和を常に考えて、顧客や社会、時代が求めるニーズと期待に迅速に対応して、顧客と利害関係者の満足向上を目指しております。

私たち重藤組は「超岡山志向」をコンセプトに、今後も「夢・創造」企業として常に前向きに努力を重ね、既製の枠におさまらない新しい建設会社を、新鮮な発想で妥協することなく形作っていきます。

★この度は新人育成を設計されている、取締役経営企画部長 兼 採用チームリーダーの石田様にお話を伺いました。

 

【本事例の目次】

1.なぜ新入社員の育成計画に目を付けたのか

2.4月に必要な育成の目的を明確化

3.どのように育成計画をプロデュースしたのか

4.SWITCH WORKSによるご支援

5.育成計画の実施による効果

6.今後の展望

事業内容

・建築工事(公共建築工事、一般建築、住宅建築)
・土木工事施工
・その他、各種関連事業

[ 創業 ]
昭和38年(1963年)

[ 資本金 ]
8,800万円

社員数

83名

公式サイトURL

https://shigeto.co.jp/

研修プログラム

重藤組HPはコチラ

01 なぜ新入社員の育成計画に目を付けたのか

個別に動いていた育成活動を、自らプロデュースして統合化

数年前から重藤組は、新人の採用と育成に力を入れるようになり、山陽新聞社発表「岡山県就職人気企業ランキング」ではありがたいことに、“2024年度理系部門1位・総合部門6位”を獲得しました。
この背景の一つに、新人育成を包括的にプロデュースしたことが大きいと考えています。

重藤組では、4月に新入社員が入社してから5月に現場配属という流れとなっています。以前から問題だったのはこの4月の育成期間で行われる内容が、いわゆる一般的な座学だったのですが、そこでの学習内容と現場でのOJT教育とが接続されておらず、結局5月から改めて0→1で学び直しているような状態でした。

そこで私は個別の育成内容という点の要素ではなく、育成の効果を最大化するために全体の流れを統合できるよう、プロデュースに動きました。

02 4月に必要な育成の目的を明確化

現場に出るために必要な地盤をしっかりと築く

重藤組の新人育成では「2つの地盤づくり」を軸に、育成計画を設計しました。

1つ目は、現場に入ってからすぐに成長できるようにするための、思考力の地盤を築くことです。
5月から現場に入るため、育成の主軸は現場でのOJTが基本となります。そのためOJT教育を受ける者として必要となる、基礎的な思考力を4月に養うことができれば、現場に出てからの学習理解の速度は早まりますし、現場で教える側の者にとっても大きな負担軽減となります。

2つ目は、メンタルを安定させやすい人間関係の地盤を築くことです。特に私は“同期とのつながり”に注目しました。
新入社員にとって、どれほど先輩と仲良くなれたとしても、やはり最も本音をさらけ出せる相手は一緒に入社した同期だと思います。現場に出れば同期とのつながりを感じる機会も減るため、4月では同期との関係構築ができる機会を多く取り入れ、なるべく心から本音を話せる相手を増やせるようにしました。もちろん、同期とのつながりが強くなると「会社を一緒に辞めよう」と考えたりするリスクもあります。しかし、それ以上に同期との仲にはより大きな良い価値があると判断しています。

03 どのように育成計画をプロデュースしたのか

意図的に座学の時間を削り、必要なことのみに集中する

元々の新入社員育成は、ゴールデンウィーク明けの現場配属に向けて、4月中に社会人の基本や会社に関する基礎知識を学ばせていました。
そこでまずは、4月という1ヶ月間を週ごとに4つのブロックで分解して、それぞれの週で狙う目的を整理・明確化しました。

1周目では、先に人間関係の地盤を築くために、同期同士の関係構築に注力しました。そのため、週の終わりにはアクティビティが豊富な宿泊型の研修なども実施しました。

続いての2∼3週目では、思考力の地盤を築くために、実践に生きる思考力を鍛えることに注力しました。そのためには、ただ座学で学ぶには限界があるため、課題を与えて自分たちで考えさせる訓練を繰り返す形式で育成を行いました。
流れとしては、課題を与えたらまずは自分で考える、続いてペアで協力して考える、そして自分たちで正解だと思う案を作ってペアごとに発表させる、最後に評価と正しい知識や考え方のフィードバックを行う。このように高速でインプットとアウトプットを繰り返すことで、自分自身で考える・仮説を立てる思考力を鍛えさせました。

また学習の工夫として、人の集中力は長時間持続しないことから30分を目安として、室内の座学と外に出ての体験型の学習との時間を切り替えることでメリハリをつけました。
他にも学びっぱなしの状態にしないため、日誌を毎日記入することで振り返りをさせることにより、学習内容の定着を図ると共に、学びの理解度の確認も行いました。

4週目では、あえて座学の時間を減らして現場に配属する時期を早めました。
もちろん、ただ業務に従事させるのではなく、これまで学んだ内容がどのように現場で活かせるのかを確認し、理解させることが目的です。同時に、ゴールデンウィークに入る前に現場の雰囲気に触れておくことで、本配属をする前に心の準備ができる「慣らし期間」としても機能するようにしました。
この期間中も日誌の確認や話す機会を設けることで、離職や燃え尽きが起きやすいGWに入る前の時点から、早期のフォローアップやメンタルケアを行えるようになりました。

04 SWITCH WORKSによるご支援の内容

株式会社SWITCH WORKSさんには、重藤組の新入社員育成について、2種類の支援をしていただきました。

1つ目は、前述した「宿泊型研修」の企画・運営です。
2023年度は瀬戸内海にある離島での1泊2日、そして2024年度では山登りをする形での自然体験型のアクティビティを交えた1泊2日での研修を設計いただきました。

2023年度の離島研修では、カヤックレースやアウトドアクッキング、キャンプファイヤー等のアクティビティやゲームを楽しむ中で、自分の強みやチームの中での役割の発揮の仕方、協働する過程で必要となるリーダーシップとフォロワーシップの大切さなどを、実際に体感することで学習できる内容を行いました。
2024年度では、蒜山にある温泉旅館に宿泊し、ゆったりとした空間の中で親睦を深めつつ、自分たちで達成目標を決めて山を登る間に1つずつ目標を達成するといった研修などを実施しました。それにより、ON・OFFの両方で同期同士との仲を深めつつ自分たちで考えて行動する機会を作りました。

2つ目のご支援は「新入社員フォローアップ調査」です。
毎月1回、新入社員たちにSWITCH WORKSさんが提供するアンケート調査に答えてもらい、月々のメンタルの変動や職場への認識、モチベーションの状態、困っていることなどを、データとして見える化してもらいました。
新入社員が現場でなかなか言えない悩みや、上司が感じた「何かがおかしいが具体的に分からない」といった変化の様子を、健康診断のように初期段階で素早くキャッチすることが出来るようになったため、悪化する前のタイミングからフォローが出来るようになりました。

05 育成計画の実施による効果

現場社員が感じた新入社員の著しい成長

新入社員の育成方針を変えてから、明らかに新入社員の成長スピードが上がったと感じています。

これまで配属初期の育成を担当していた現場社員から「教えることが少なくなって助かった」「負担が減った」といった感謝の声をもらいました。
また、社長からも「今年の新入社員はしっかりしている」と好評でした。

配属してから与えられる現場が用意した課題についても、特に2024年度入社の新入社員は楽々と突破して、「もっと課題をもらえますか」と言って現場を驚かせる一幕もあり、想定以上の成長を見せています。

副次的に起きた嬉しい変化は、初期育成を担当した私と新入社員たちとの間でも良い関係性が構築できたことです。
それにより、新しく作成した採用HPの「従業員インタビュー」掲載の際に、インタビュー依頼を快く応じてくれるといった協力姿勢を得られており、より喜ばしく感じています。

新入社員のインタビュー内容(株式会社重藤組|採用サイト「人を知る」)

05 今後の展望

「学びの実践化」を、もっと社内全体に広げていきたい

株式会社重藤組マスコットキャラクター「シゲとトゥちゃん」

今後、重藤組での社員育成について、私は3点進めていきたいことがあります。

1つ目は、「育成者の育成」です。
現在、私がプロデュースした新入社員の育成は、私自身に依存する形です。そこで、私の後を引き継いで社員育成ができる人員を増やすために「育成者となるための育成」を進めていくことで、新しく迎え入れる社員の育成システムを盤石なものに整えたいと考えています。

2つ目は、新入社員の入社半年後のフォローアップとなる学びの機会です。
現場社員の様子を見ていて、やはり4月の1ヵ月間だけでなく、現場の業務にだいぶ慣れてきた半年時点で再度学ぶ機会を設けてあげることが必要と感じています。しかし、これまでの現場では馴染みのない育成方法のため、先に現場社員の育成に関する意識の向上も必要だとも感じられるため、今後進めていきたいと考えています。

3つ目は、「学びの実践」です。
社員教育で起きる悩みとして、「学んだだけ」で終わってしまい、実際の業務に活きていない状態が起きることです。まだ社内では「学んだだけ」の状態が発生することもあり、その先の「学びの実践」が薄い所もあるため、改善していきたいと思っています。

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Corporate Information 企業情報

会社名 株式会社 重藤組
所在地 [本社]
〒702-8022
岡山県岡山市南区福成3丁目6番22号

[広島支店]
〒730-0847
広島市中区舟入南3丁目19番26号101
代表者 代表取締役 重藤 武士
TEL / FAX [本社]
代表:TEL.086-263-8811 / FAX.086-263-7776
工事:TEL.086-263-6060 / FAX.086-263-8815

[広島支店]
代表:TEL.082-232-3665 / FAX.082-232-3667
設立 昭和38年(1963年)
資本金 8,800万円
従業員数 83名
年商 約70億円
免許登録番号 [建設業登録]国土交通大臣許可(般·特-27)16407号
[一級建築士事務所登録]岡山県知事登錄 第1674号
[宅地建物取引業登録]33(7)3718号
ISO ISO 9001:品質
ISO14001:環境
事業内容 公共建築工事・土木工事施工・一般建築(マンション・テナントビル・商業施設等)・企画・設計・施工・住宅建築 企画・設計・施工・賃貸マンション経営・ゴルフ練習場経営・レストラン経営・警備業経営・広告宣伝、人材紹介、教育・育成事業
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