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プレイングマネージャーの成果を低下させる3つの要因①【竹本塾 人材育成のタネvol.36】

2024.11.19

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昨今、従業員体験(EX)という言葉が注目を集め、経営層やマネージャーがその責任を担い、

多くの企業が改善に取り組んできました。

 

ただ、マネージャー自身の体験はどうでしょうか。

少子高齢化、労働人口の減少といった社会的背景を考慮すると、

今後ますますプレイングマネージャーが増加し、負担はより一層増えると思われます。

 

 

 

2019年にリクルートワークス研究所が実施した調査によると、国内の87.4%のマネージャーがプレイングマネージャ一で、

従業員のエンゲージメントの70%は、マネージャーとの関係性によって左右されるというデータがあり、

この両者の関係性が組織全体のパフォーマンスにも大きく影響を及ばしています。

 

従業員体験とひとくくりにするのではなく、

部下よりも多くの責任を担いながらプレッシャーと戦っているマネージャーには、別の規点からのフォローが必要です。

 

とはいえ、なかなか把握しづらいマネジメントの実態。

マネージャーはどんなことに困っているのか。マネージャーの体験をどう改善したらいいのか。

今回はマネージャー体験に悪影響を与えている3つの要因、その改善策についてご紹介します。

 

 


 

要因①:期待値が明確ではない

 

マネージャーはさまざまな利害関係者に囲まれながら、管理職と現場の二足のわらじを履いて日々業務をこなしています。

そうした環境では、自身の業務で優先すべきことがあっても部下が起こした問題のクレーム対応など予期せぬ問題にも対応しなければなりません。

 

マネージャーの成功は、メンバーを成功に導くことですが、

常に増え続ける業務やタスクを抱えるマネージャーは、何を期待されていて、何を優先するべきなのかを見失いがちです。

会社の方針に照らし合わせながら、マネージャーに対して何を優先して欲しいのか、どうなって欲しいのかを明確に示すことで、

自らの行動を客観的に振り返り、業務の優先順位が付けやすくなります。

 

 

 

要因②:責任とプレッシャーが重い

 

ここ数年、働き方改革の推進により働き方が変わらないまま残業時間の上限が設けられた結果、

そのしわ寄せがマネージャーに及んでいます。

部下に残業させるとパワハラになるからと業務を肩代わりすることも少なくなく、

業務時間の延長で健康に不安を抱えているマネージャーも多いといわれています。

マネージャーも感情を持つ一人の人間です。

 

心身のケアを必要としている場合には早めに対応することが重要です。

マネージャ一同士で対話ができる機会を作り、学びあい、支え合える環境をセッティングするのも良いでしょう。

マネジメントのノウハウを交換し合うことでマネジメントスキルを向上させながら、悩みを共有することでストレス軽減の効果も期待できます。

 

 

そして最後の一つの「プレイングマネージャーとしてチームの成果を最大化させる方法」は、次回紹介したいと思います。

 

 


 

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