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組織をより良い状態にし、スムーズに運営するためには?①【人材育成のタネvol.31】

2024.06.04

  • 人材育成のタネ
  • 竹本塾・竹本図書館

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組織をより良い状態にし、

スムーズに運営するためのマネジメント手法とは?

 

 

組織をより良い状態に近づけ、スムーズに運営していくためには、「 組織マネジメント」が欠かせません。

しかし、組織マネジメントは簡単にできるものではく、具体的にどうすれば良いか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか?

 

組織のより良い状態とは、「ヒト」「モノ」「金」「情報」の4つの経営資源のパフォーマンスを最大限発揮できている状態を指します。また、組織マネジメントには、「トップダウンマネジメント」・「ボトムアップマネジメント」・「ミドルアップダウンマネジメント」の 3 種類があります。

 

今回は、それぞれの種類について紹介したいと思います。

 


 

トップダウンマネジメント

 

トップダウンマネジメントとは、トップ層自らが意思決定し、組織を引っ張っていくマネジメント方法です。

 

スピード感を持って判断することで、変化の多いビジネスの場面でも対応できます。ただし、ミドル層や現場管理などロワー層の声が届きにくく、組織全体のモチベーションを維持・向上がしにくい面があります。

 

 

ボトムアップマネジメント

 

ボトムアッブマネジメントとは、ロワー層やミドル層の声をトップが吸い上げるマネジメント方法です。

 

意思決定などの判断は、トップダウンに比べて遅くなりますが、現場の意見を反映するため、組織全体のモチベーションを高めることができます。また、トップダウンのように「トップの考えありき」ではないため、長期的な視点で見れば強い組織が形成されやすいメリットがあります

 

 

ミドルアップダウンマネジメント

 

ミドルアップダウンマネジメントは、トップダウンマネジメントとポトムアッブマネジメントの良い点を採用し、それぞれのデメリットを補うマネジメント方法です。

 

ある時はトップからの指示や考えを部下に分かりやすく、すばやく伝え、ある時は現場の意見や不満などをくみ上げトップに伝えます。トップ層とロワー層との間に生じるズレをミドル層が動いて解消するという重要な役割があります。この方法はトップの判断次第で組織が誤った方向に進んでしまうリスクを抑えつつ、意思決定のスピード感もなるべく落とさず進められます

 

 

 

 

次回は、ミドルアップダウンマネジメントを実施する上でのポイントを紹介したいと思います。

 

 


 

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