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新入社員が社会人として働くうえで大切にしたいことは?【新入社員4月の実態調査③】
2024.04.25
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- 調査報告
弊社SWITCH WORKSでは、岡山県下の企業に就職した新入社員が抱える、企業選びや働き方における意識・価値観の傾向を把握するために、今年度も入社初週の新入社員たちに調査をいたしました。
今回の記事では、岡山の企業に就職した新入社員が4月最初の週の時点で、「社会人として働くうえで大切にしたいことは何か」についての調査結果をご紹介いたします。
調査の概要
〇調査対象者・サンプル数
2024年度4月に実施された、弊社の新入社員研修の受講生。
【合計人数】131名(計27社)
【性別】男性:76名 女性:55名
【卒業学校種別】大学院卒:6名 大学卒:82名 短大・専門・高専卒:31名 高校卒:11名 会社員:1名
〇調査期間
2024 年 4 月 2 日 ~ 4 月 7 日
〇調査方法
研修開始前に、オンラインでの質問紙調査によって実施。
まずは2024年度のみの結果を確認すると、最も多かった回答は「周囲との良好な関係を築けること」であり、続いてが「仕事に必要なスキルや知識を身につけること」でした。
他方、上司の方々からよく耳にする「失敗を恐れず挑戦してほしい・諦めず粘り強く頑張ってほしい」という要望に関係しそうな、「失敗を恐れずにどんどん挑戦すること」や「何があっても諦めずにやりきること」の項目は、他に比べてあまり選ばれない傾向が見られました。
全体の結果から考察すると、新入社員たちは最初の段階では、自分に求められたことや任せられたことを着実にこなすということについて重要視する傾向があると思われます。
つづいて直近4年間の結果を比較すると、過去3年間と比べて2024年度は「周囲との良好な関係を築けること」「社会人としてのルール・マナーを身につけること」の回答割合が大きく減っていました。
これについて、本調査は2023年度までは上記に関わる研修を受講した後に回答しているため、新入社員の中での意識が高まっていたことが影響していたのではないかと推測されます。
一方今年度は、研修の受講前に回答しているため、2024年の結果はより入社前の思考に近いと思われます。
また、2023年度から新しく項目に加えた「私生活の時間を確保すること」が、昨年よりもさらに増えていることについて、現代の若者の価値観が反映された結果であると考えることが出来ます。
今回の調査をさらに深く掘り下げて分析した内容は、2024年5月22日(水)にオンラインでの無料公開セミナーにてご紹介予定です。
新入社員にとって、最初の1年間では周囲との関わりや自身の成長に対するモチベーションがある一方、知識や経験の不足から空回りしてしまい、結果的に周囲との齟齬が生まれてしまいモチベーションに繋がるといった例は少なからず耳にします。
弊社では、そのような齟齬の解消や円滑な成長をサポートできるように、成長段階に合わせた学習機会「新入社員研修・追加コース各種」や、認識のギャップの解消策「新入社員フォローアップコース」などのご支援を提供しております。
ご興味のある方は、以下のリンクより詳しい内容についてご確認ください。